データカタログは、派手なページではありません。けれど、私たちはここをかなり大切にしています。
どれだけ面白い仮説でも、どの期間のデータを見たのか、何を除外したのか、ライブなのか過去データなのかが曖昧だと、あとから検証できません。相場研究で信用を作るのは、強い言葉ではなく、地味な注記です。
何を見て、何を見ていないのか
私たちは、データを結論の飾りにしたくありません。サンプル期間、銘柄、時間足、欠損、遅延、集計方法をできるだけ見える場所に置きます。
読者にとって大事なのは、「この結果は面白い」だけではありません。「この結果は、どの条件で出たのか」まで見えることです。そこが見えると、読者は反論も検証もできます。
ダッシュボードとの関係
Market Navigator や Signal Intelligence は、見た目としてはダッシュボードです。しかし、その裏側にはデータの選び方があります。どの銘柄を並べるのか。どの時間足を比較するのか。どの状態を強い確認と見るのか。
このページでは、そうした前提を少しずつ残していきます。市場の見方を共有するには、画面だけでは足りません。画面の裏側にある数え方も必要です。
データ注記が読者を守る
検証結果が強く見えるほど、私たちは注記を増やすべきだと考えています。どの期間を使ったのか。対象銘柄はいくつか。欠損はどの程度あったのか。ライブ表示なのか、過去検証なのか。こうした情報がない数字は、読みやすい代わりに危うくなります。
読者が本当に知りたいのは、結論の強さだけではありません。その結論をどこまで信じてよいのかです。データカタログは、その判断材料を置く場所です。
今後増やしていくもの
今後は、FX、金、暗号資産、株価指数、セクターETFごとに、サンプル期間、時間足、データ更新、検証条件を分けて見せていきます。論文の結果だけでなく、ダッシュボードがどのデータを見ているのかも追えるようにする予定です。